どんな仕事にも、忙しい時期というものがあります。
電気工事の仕事にも、やはり「大変な時期」があります。
立場によって、そのタイミングは少し違います。
まず、現場代理人の場合。
一番大変なのは、
現場が始まる前の施工図を書いている時期です。
図面を確認し、
設備業者さんや他業種との取り合いを整理し、
現場で問題が起きないように調整していきます。
施工図は、いわば現場の設計図です。
ここでの検討が甘いと、現場が始まってから大きな手戻りが発生します。
そのため、細かな確認や修正を繰り返しながら、
図面を作り込んでいく時間は、
集中力も必要で、なかなか大変な時期でもあります。
一方、電工の場合。
大変なのは、
竣工が近づいてくる追い込みの時期です。
建物の完成が近づくと、
照明やスイッチ、コンセントなどの取り付け、
試験や確認作業が一気に増えていきます。
他の業種も同じタイミングで動いているため、
現場はとても慌ただしくなります。
その中で、
安全に、確実に、
作業を進めていかなければなりません。
大変ではありますが、
この時期にはもう一つの楽しさもあります。
それは、
建物が完成していく瞬間を間近で見られることです。
何もなかった場所に、
少しずつ設備が入り、
照明が点き、
建物として完成していく。
その変化を見られるのは、
この仕事ならではの魅力だと思います。
忙しい時期は確かにあります。
ですが、その分、
完成したときの達成感も大きい仕事です。
それぞれの立場で乗り越える大変な時期があり、
それが経験として積み重なっていきます。
電気工事の仕事には、
そんなリアルな一面もあります。