「コミュニケーションが得意です。」
面接でもよく聞く言葉です。
ですが、私が思うコミュニケーションがうまい人は、話が上手な人ではありません。
むしろ、
相手が安心して話せる雰囲気をつくれる人。
そんな人だと思っています。
現場では、たくさんの人と仕事をします。
お客様。
ゼネコンの現場監督。
協力会社の皆さん。
社内の仲間。
年齢も立場も違う人たちと、一つの建物をつくり上げていきます。
そこで大切なのは、
自分が話すことよりも、
相手の話をしっかり聞くこと。
話を最後まで聞く。
相手の立場を考える。
うなずきながら聞く。
それだけでも、相手は「ちゃんと伝わっている」と感じます。
そしてもう一つ大切なのは、
報告・連絡・相談を早く行うこと。
現場では、情報が早く共有されるほど問題は小さく済みます。
良いことも。
悪いことも。
早く伝える。
これも立派なコミュニケーションです。
また、
相手への気配りが自然にできる人。
も信頼されます。
「お疲れさまです。」
「ありがとうございます。」
「何か手伝いましょうか。」
そんな何気ない一言が、現場の雰囲気を良くします。
建設業はチームで行う仕事です。
一人で完結する仕事はほとんどありません。
だからこそ、
コミュニケーションが上手な人は、仕事も自然とうまく進みます。
私は30年以上この仕事を続けていますが、
結局、周りから信頼される人は、
話し上手な人ではなく、
聞き上手で、気配り上手な人。
そんな人たちでした。
コミュニケーションとは、
難しい技術ではありません。
相手を思いやる気持ちを行動で表すこと。
その積み重ねが、
信頼される人へとつながっていくのだと思います。
トップ電工でも、
技術だけでなく、人とのつながりを大切にできる社員が、一人でも多く育ってほしいと願っています。