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若手の成長を感じた瞬間

2026.09.24 ブログ

会社を経営していて嬉しいことの一つが、社員の成長を感じる瞬間です。

特に若手社員については、入社した頃を知っているだけに、

「ずいぶん変わったな。」

と思うことがあります。

電気工事の技術が身についた。

工具を使えるようになった。

図面が読めるようになった。

もちろん、それも大切な成長です。

しかし最近、私がそれ以上に成長を感じるのは、

「自分の仕事」だけではなく、「周りの仕事」まで見えるようになった時

です。

最初は「何をすればいいですか?」から始まる

新入社員や若手社員が、最初から自分で判断して動けないのは当たり前です。

「次は何をすればいいですか?」

「これはどうやるんですか?」

「ここまで終わりました。」

一つひとつ先輩に確認しながら仕事を覚えていきます。

私は、それでいいと思っています。

分からないことを勝手に判断するより、きちんと確認することの方が大切です。

ところが経験を積んでいくと、少しずつ言葉が変わってきます。

「次はこれをやっておきます。」

「この材料も準備しておいた方がいいですよね。」

「明日の作業なら、今日ここまで終わらせた方がいいと思います。」

この変化を見ると、

「仕事の流れが見えるようになってきたな。」

と感じます。

「言われてから動く」が「言われる前に動く」へ

若手の成長は、仕事の速さだけに表れるものではありません。

先輩が作業を始める前に必要な工具を準備する。

材料が少なくなっていることに気づく。

他業種の工程を見て、自分たちの作業順序を考える。

現場が散らかっていたら、誰かに言われなくても整理する。

困っている仲間がいれば声を掛ける。

こうした行動が自然に出てくるようになると、大きな成長を感じます。

技術を覚えることから、仕事を覚えることへ。

その段階に入ってきたのだと思います。

質問の内容にも成長が表れる

若手社員を見ていて面白いのが、成長すると質問の仕方も変わることです。

最初は、

「どうすればいいですか?」

だったものが、

「私はこうした方がいいと思うのですが、どうでしょうか?」

に変わっていく。

この違いは大きいと思います。

一度自分で考えてから質問しているからです。

正解かどうかは、それほど重要ではありません。

自分なりに考える。

理由を持つ。

先輩の意見を聞く。

そして、また考える。

この繰り返しによって、少しずつ自分で判断できる仕事が増えていきます。

後輩に教えている姿を見ると、さらに嬉しい

そして、私が若手の成長を特に感じる瞬間があります。

それは、

以前は教えてもらっていた社員が、後輩に教えている姿を見た時です。

少し前まで先輩の後ろについて仕事をしていた社員が、

「ここはこうするとやりやすいよ。」

「先にこれを準備しておいた方がいいよ。」

と後輩に声を掛けている。

こういう姿を見ると、人の成長はつながっていくものなのだと感じます。

先輩から教わったことが、若手へ。

そして、その若手が成長して、さらに次の社員へ。

会社にとって、とても大切な循環です。

成長は本人には見えにくい

毎日仕事をしている本人は、自分の成長になかなか気づきません。

昨日と今日では、それほど大きく変わらないからです。

しかし、半年、1年という単位で見ると大きく変わっています。

できなかったことができる。

分からなかった図面が分かる。

一人で任せてもらえる仕事が増える。

周囲を見る余裕が生まれる。

後輩に教えられるようになる。

成長とは、突然起きるものではなく、小さな積み重ねが後から形になって見えてくるもの

なのだと思います。

若手の成長は、会社の成長そのもの

トップ電工は、これからも会社を成長させていきます。

しかし、売上が増えることや現場数が増えることだけが会社の成長ではありません。

若手社員が成長する。

その社員が職長になる。

後輩を育てる。

さらに、その中から会社を支える人材が育っていく。

この積み重ねがなければ、本当の意味で会社が強くなったとは言えないと思っています。

だから私は、

若手の成長を感じる瞬間は、トップ電工の未来を感じる瞬間でもある

と思っています。

最初から何でもできる人はいません。

焦らなくていい。

昨日できなかったことを、今日一つできるようにする。

今日気づかなかったことに、明日は気づけるようになる。

その小さな積み重ねを続けていけば、数年後には大きな差になります。

そしていつか、

教えてもらう側だった社員が、誰かを育てる側になる。

そんな社員が一人、また一人と増えていくことを、これからも楽しみにしています。