最近、現場を回っていて感じることがあります。
それは、
以前よりも、それぞれの現場が「チーム」として動くようになってきたこと。
トップ電工も社員が増え、同時に動いている現場の数も増えてきました。
創業した頃は、私自身がほとんどの現場の状況を把握していて、何かあれば直接指示を出すことも珍しくありませんでした。
しかし、会社が成長した今、それを続けることはできません。
職長が判断する。
サブリーダーが職長を支える。
若手が自分のできる仕事を見つけて動く。
それぞれが自分の役割を考えながら仕事を進める場面が、少しずつ増えてきたように感じます。
若手の存在感が大きくなってきた
最近特に感じるのは、若手社員の成長です。
以前なら先輩について歩いていた社員が、今では後輩に仕事を教えている。
図面を見ながら、自分で次の作業を考えている。
現場でお客様や他業種の方と普通に打合せをしている。
そんな姿を見る機会が増えました。
本人たちにとっては、毎日の仕事なので大きな変化を感じていないかもしれません。
しかし、少し離れたところから見ていると、
「ずいぶん成長したな。」
と思うことがあります。
人が育つことで、現場の雰囲気も変わっていくのだと思います。
忙しいからこそ、声を掛け合う
一方で、現場数が増えれば当然、忙しい時期もあります。
工程が重なる。
人手が必要になる。
急な対応が入る。
そんな時こそ大切なのが、現場同士、社員同士の協力です。
「あちらの現場が大変そうだから応援に行こう。」
「この作業ならこちらで対応できる。」
そうやって人や情報が自然に動く会社になれば、組織としてもっと強くなります。
会社の中で人を取り合うのではなく、
会社全体で、どうすれば一番うまくいくのかを考える。
これから規模が大きくなるほど、大切になる考え方だと思っています。
良い雰囲気とは、仲が良いだけではない
「雰囲気の良い会社」と聞くと、社員同士が仲良く、笑顔の多い職場を想像するかもしれません。
もちろん、それも大切です。
ただ、私が思う現場の良い雰囲気は少し違います。
やるべき時には集中する。
困っている人がいれば助ける。
間違っていることがあれば伝える。
終わった時には「お疲れさま」と声を掛け合う。
仕事に対する適度な緊張感と、人に対する思いやりが両立している状態。
そんな現場が理想です。
雰囲気は、一人ひとりがつくるもの
現場の雰囲気は、会社から「良くしてください」と言って良くなるものではありません。
職長の言葉。
先輩の態度。
若手の返事。
朝の挨拶。
誰かが困っている時の一言。
そうした小さな行動の積み重ねによって、毎日の空気がつくられていきます。
そして良い雰囲気の現場は、不思議と仕事もスムーズに進みます。
コミュニケーションが取りやすいため、問題を早く共有できる。
助けを求めやすい。
お互いに一歩先を考えて動ける。
結果として、安全や品質、工程にも良い影響が出てきます。
最近の現場を見ながら、
会社の成長とは、売上や社員数が増えることだけではない。
と改めて感じています。
社員が育ち、それぞれの現場に良いチームが生まれ、私がいなくても仕事が前へ進んでいく。
そんな光景が増えていくことも、会社が成長している証なのだと思います。
まだまだ改善すべきことはたくさんあります。
それでも、今の良い雰囲気を大切にしながら、
「このメンバーとなら、良い仕事ができる。」
そう思える現場を、一つずつ増やしていきたいと思います。