DV線撤去工事の現場調査【電気工事:新潟市江南区】

夕方、お客様より「敷地内奥の建物を解体するので、電気引込線撤去の金額を教えて欲しい」と連絡を頂きました。
自宅へ帰る際の通り道でもありましたので、その日のうちに現場調査をさせて頂きました。
工事金額を出すにあたり、いくつかのポイントをまとめてみます。

①DV線の長さ(m数)を測る
②DV線のサイズを調べる
③高所作業車が必要か?梯子作業で可能か?の判断をする
④DV線の電気は活きているか、死んでいるか
⑤DV線撤去の際に停電作業となるか否かの判断をする
⑥作業員の人数と時間はどれくらい必要か

おおむね以上のことを確認する必要があると思います。
今回のケースでは、DV3.2-3Cが45mとDV22-3Cが15m程度でした。
積算上では労務歩掛かりをかけて計算すると、正確な正しい数字が出てくるとは思いますが・・・
この手の仕事はざっくりでいいかなと思います。

梯子で作業が可能ですし、特に必要な材料もありませんので労務費だけの作業となります。
明日お客様に連絡をしますが、工事の予算をお聞きし極力それに合わせようと思います。
もちろん見積書の提出を依頼されれば、きちんとした根拠に基づいた数字をお出しする事も可能です。

こういった小工事でも経験と技術力が必要ですし、なにより日頃の信頼関係から声を掛けて頂けるのだと思います。
期待にお応えできるよう常日頃から最善を尽くしたいと思います。