スラブ箱抜き開口【鋼製スリーブ】設置工事
新潟市中央区にて工事の進む現場にて、スラブ箱抜き開口の施工を行ってきました。
建物内にパイプシャフトと呼ばれるスペースがあります。
パイプシャフトとは、電気配線や上下水道やガスの配管を上下階に通すためのスペースです。
間取図に「PS」や「EPS」と表示されるもので、「pipe shaft」あるいは「pipe space」の略です。
デッキスラブの上にワイヤーメッシュを敷き込みますが、その際に箱抜き開口用の『鋼製スリーブ』を設置します。
今回の用途は上下階にわたりケーブルラックを通すため、その為の箱抜き開口となります。
こちらの鋼製スリーブはネグロス製となりますが、いくつかの特徴があります。
●パーツを組み替えることで、サイズを様々な大きさに変えることができます。
●ボルトの少ないジョイント式なので省力化できます。
●安全カバーを併用することで、施工部の汚濁や踏み抜き・落下を防止できます。
施工性もよく、ケーブルラックを通した後の防火区画貫通処理もしやすい優れた製品です。
秋晴れで天候も良くスムーズに作業が進みました。