夏の甲子園 慶應義塾高校優勝 

慶應義塾高校の優勝で幕を降ろした夏の甲子園。優勝おめでとうございます!

新潟県民としては初出場の東京学館新潟高校の惜しくも初戦敗退で、初出場ながらによくがんばったと思いつつ、夏の終わりを感じたりもしていましたが、慶応義塾高校の優勝はコロナを経ての新しい高校球児のスタイルを見せて頂きました。

慶応がチームとして掲げる「エンジョイ・ベースボール」。森林監督は「子どものころ感じた野球が楽しいという野球の喜びをもう1回感じながら、表現できるよう、いい顔で野球をやろうとしてきました。そのほうがいいパフォーマンスができると思っていたので、結果につながって、世の中にメッセージを発信できるんじゃないかなと思います」とコメントしています。

体罰、投球過多、坊主頭の強制など勝つための修行僧のような過酷な事が当たり前とされてきた昭和時代から、慶應野球部はある意味で真逆の方法で優勝を掴み取りました。ウイニングボールを大村主将が監督へ手渡しする時の「森林さん」というさん付け発言も新鮮な思いが致しました。

弊社のような電気工事という地味なオールドビジネスの中でも、首をかしげたくなるような昭和から培われた古い習慣があったりします。その習慣が出来た背景と現代では大きく事情が異なる事も多く、温故知新の中でどんどんいいものに革新をしていきたいものです。

高校球児の皆さんから大きな感動を頂けた2023夏でした。ありがとうございました!