指示待ちにならないために

新入社員や若手社員を見ていると、
「次は何をすればいいですか?」
と聞いてくれる人がいます。
質問をすること自体は、とても良いことです。
分からないことを確認することは、安全にもつながります。
ですが、少し経験を積んできたら、一歩先のことも考えてみてほしいと思います。
例えば、
今の作業が終わったら、次は何をするだろう。
先輩は次に何を準備するだろう。
今、自分にできることは何だろう。
そんなことを考えながら周りを見る習慣がつくと、仕事は大きく変わります。
私は30年以上この仕事を続けていますが、
成長が早い人ほど、
「指示を待つ」のではなく、「次を考える」
ことができています。
もちろん、最初から正解を出す必要はありません。
むしろ間違っても構いません。
大切なのは、
「自分はこう思うのですが、どうでしょうか?」
と、自分の考えを持って相談することです。
その一言があるだけで、
受け身の仕事から、
主体的な仕事へと変わっていきます。
現場では、
先輩や職長も常に周りを見ながら動いています。
材料が足りなくなりそうなら準備する。
次の工程を考えて段取りする。
周囲の作業が止まらないように動く。
こうした積み重ねが、現場全体の効率につながっています。
最初は難しく感じるかもしれません。
だからこそ、まずは一日一回で構いません。
「次は何をすればいいだろう。」
と自分で考えてみてください。
その小さな習慣が、
半年後、一年後には大きな差になります。
トップ電工では、
言われたことを正確にできる人だけではなく、
自ら考え、行動できる人を育てたいと思っています。
指示待ちにならないということは、
勝手に行動することではありません。
周りを見て考え、
必要な時は相談し、
自分から一歩踏み出すこと。
その積み重ねが、
現場で信頼される技術者への第一歩になると私は考えています。