キュービクル内部機器修繕工事【新潟県上越市】

昨夜は深夜作業でキュービクル内部機器の修繕工事を行わせて頂きました。

保安協会さん立会い、作業のもとで20時30分に停電をし、翌1時30分頃に復電となりました。

今回の工事の趣旨としては、キュービクル内部の推奨更新年数を過ぎた高圧機器を交換し、維持管理の向上を目指すものです。

お施主様の堅実なご計画のもとでの工事実施となりました。

電気は目に見えないものですので、故障が起きないと機器の状態が顕在化しないことが多いです。

一方で故障が発生した時には手遅れだったり、即時の復旧の必要があったり、高額な代償を払う場合もあります。

このように計画的に機器の交換を行うと結果的に無駄な費用を抑えられると同時に、電気の安定供給につながります。

今回の工事で交換した機器は以下となります。

・LBS 高圧交流負荷開閉器(更新推奨年数15年)
・GR、DGR 地絡方向継電器(更新推奨年数10年)
・DS 断路器(更新推奨年数20年)
・LA 避雷器(更新推奨年数15年)
・CB 遮断器(更新推奨年数20年)
・VT 計器用変成器(更新推奨年数15年)
・CT 変流器(更新推奨年数15年)
・OCR 過電流継電器(更新推奨年数15年)
・SC 進相コンデンサー(更新推奨年数15年)
・PF 高圧限流ヒューズ(更新推奨年数15年)

交換の様子です。夏の作業には空調服が定着していますね。

てっぱんのワークマン。かなり涼しく作業ができます。

機器交換後に保安協会さんによる耐圧試験を行い作業終了です。

作業員の皆さん、遅くまでお疲れ様でした。

無事故で作業を終えられほっと致しました。

明後日は新発田で同様の作業がありますので、しっかり休養を取って作業に臨みたいと思います。