経営と仕業の関わり
経営をしていますと、自然な流れの中で「仕業」の先生と顧問契約を結び外部から経営に関与して頂く事になっていきます。弊社のような中小企業においても税理士先生・社会保険労務士先生、弁護士先生と顧問契約を結んでおります。
税理士先生は税務の代理、税務書類の作成、税務相談、税務調査の対応などの業務となりますが、毎月の月次決算で月ごとの経営指標を客観的に指し示して頂けていますので、経営のどこに問題が潜んでいるのかが数字で判断できます。また8月には創業して初めて税務調査を受けましたので、その際には立会を頂き非常に心強かったです。また社会保険労務士先生と弁護士先生もご紹介頂き、非常に感謝しております。
社会保険労務士先生は、人事労務管理の相談指導、人材育成・採用から従業員とのトラブルの解決、助成金の申請などの業務となりますが、弊社の社員数は10名を超え20名近くになっておりますので、就業規則策定の打合せを月イチで重ねている最中です。就業規則という呼称が古いものに感じておりますので「私たちの働き方ハンドブック」として、ゆくゆくは弊社のクラウド上にアップロードし、社員さんはもちろん社員の家族も給与や休暇の規定など、いつでも閲覧できるよう整備をしていきます。法律の許す範囲で極力社員ファーストとなるよう社会保険労務士先生と打合せを重ねております。
弁護士先生は、本日顧問契約をする事に決めたばかりなのですが、会社法、個人情報保護法、特定商取引法、独占禁止法、著作権法などといった数多くの法律による取り決めがあります。会社の規模が拡大するにつれて、様々な法律に注意しなければいけないと感じております。それらの法律に関するリスク管理、トラブルの解決を担って頂くのが弁護士先生となります。契約書のリーガルチェックなどを今後厳格に管理していきたいと考えております。
経営をしていく上でいつも念頭にあるのは、社員さん(ご家族含む)の生活を守れなければならないという事です。経済的なものもありますが、法律違反やガバナンス体制の脆弱さやハラスメントなどは現代では経営上の大きなリスクの火種となり、社員さんの安心安全を守れない事態にも発展しかねません。
そのような観点からも仕業の先生の知見を頂き、より経営の安定性・透明性を高めていきたいと考えております。