業界地図、5年で様変わり
2024年3月期は業種の利益トップ企業が5年前に比べて16業種で交代し、業界地図が一変する。上位勢には事業の黒字・赤字でなく、投下した資本に対するリターンを重視して自社の強みを引き出す企業が目立つ。株式市場からも評価されている。と日経記事にあります。
企業で活用が増えているのが、事業に投じた資金を使って効率よく稼いだかを示す「投下資本利益率(ROIC)」の指標だ。ROICが資金提供者の期待するリターン(資本コスト)を上回れば事業が価値を生んでいることを意味する。利益率や資産効率を高めると向上し、撤退判断の目安にも使われる。味の素は事業ごとにROIC目標と資本コストを定め、現場主体で改善に取り組む。21年に欧州の飼料用アミノ酸事業を売却するなど構造改革を進めた。足元では成長投資にカジを切り、23年に米遺伝子治療薬の新興を買収した。株価は過去5年で上昇した。
経営でROIC(ロイック)を意識している訳ではないのですが、どうしたらより多くの人に、少ない労働で、より安く提供できるか?という問いは自分自身に常にあるような気が致します。実際には多くのお客様に喜んで頂く為には、知識と経験が必要で一長一短で解決できる事ではないのですが、電気工事という領域でかつターゲット顧客を明確にする事で得意分野に集中する事ができ、結果お客様との良好な関係が築いていけるのかなと考えております。
大手企業でもあっても、中小企業であっても得意分野を磨き、または選別し、お客様に喜んで頂ける製品・サービスを提供し、そこで頂いた利益を更に喜んで頂けるであろう製品・サービスに投資を行っていく事が王道であろうと改めて考えさせられる記事でした。