新入社員4割が転職検討「やりがい・意義感じず」
新卒や入社数年の若手社員の早期退職が目立っている。新入社員の4割以上が転職を検討しているという調査もある。深刻な人手不足が続く中、有望な人材をつなぎ留められなければ企業経営は揺らぎかねない。企業は入社後に若手をきめ細かくフォローする体制を整え、抱える悩みや感じるギャップに対処する必要に迫られている。と日経記事にあります。
2022年春にフィットネス関連企業に新卒入社した男性(25)は、同年秋ごろに転職活動を考え始め、23年6月に人材紹介会社に転職した。前職は成果報酬制で、業務時間が長いにもかかわらず残業代が出なかった。「プライベートの時間が楽しめなくなり、給料にも夢を感じることができなかった」と振り返る。
入社の前後で業務内容や社風への印象、キャリアパスへの考え方にギャップが生まれ「思い描いていた働き方と違う」と感じる若手も少なくない。予期せぬ残業が続くなど、働き方に疑念が生じるケースもある。
人手不足が続く中で苦労して採用し、コストをかけて育成してきた若手が早期に辞めてしまうのは企業にとって損失だ。戦力として定着するよう若手社員を丁寧にフォローしようとする動きが広がる。とあります。
弊社も2025年度より初めて新卒採用を実施する事から、広報採用部署を新設し取り組んでいる最中です。具体的には3年間の育成方針を明確にタスク化し、1年目の到達点・2年目の到達点・3年目の到達点を設けております。マナー教育・安全衛生教育・PCスキルなどは外部機関に研修化するなどの工夫もしていく考えでおります。
会社の戦力の為というよりは、せっかく電気工事業界で働く事に興味をもった若者に、電気工事という仕事のやりがいや仕事を通じて社会に貢献できる喜びを実感して欲しい。経営者としてはそんな思いでおります。