夢や目標は紙に書くと叶う
新年を迎える1月1日の恒例行事に目標を紙に書く。という事をここ数十年行っております。トップ電工を創業してからは会社運営計画に関する事がほとんどなのですが、順序としては個人の目標⇒会社の戦略⇒経営方針の順で行っています。会社経営は日々の地道な努力の積み重ねですので、目標や方針が大きく変わる事は無いのですが、社会情勢や競合他社の状況は年々変化していきます。経営方針は1期目~5期目までの計画を立てているのですが、その計画に大きなズレや変化が無い事を確認しつつ、今年は6期目~10期目までの経営方針の計画を立案致しました。まだ完全にまとまった訳ではありませんが、5期目を迎える4月には社員さんに6期目~10期目までの経営方針を示す事ができたらと考えております。
経営方針を社員さんに示す意味としては、私自身は当たり前の事ですが全身全霊で事業に打ち込んでいますが、社員さんにも夢や目標や生活設計があると思います。会社の目指している方向性を示す事で、社員さんの望む願望とシンクロしているかの確認もして欲しいと考えての事です。経営というものはある意味でトップダウンというものだと思いますので、経営方針策定に当たり社員さんの意見を聞く訳ではありませんが、日々真剣に考えているからこそ望む事も理解しているつもりではあります。
夢や目標は紙に書くと叶うについてハーバード大学のおもしろい研究結果があります。ハーバード大学で、ある教授が「学生たちに目標を持っているかどうか」を質問しました。その結果は次の通りです。
84%の学生は、目標を持っていない。
13%の学生は、目標を持っているが、紙には書いていない。
3%の学生は、目標を持っており、それを紙に書いている。
目標を持っている学生は、たったの16%。そのうち、目標を紙に書いている学生となると、たったの3%だけという結果でした。それから10年後、教授は、その学生(元学生=卒業生)たちの現在について調査をしました。すると、次のような驚くべき結果が得られたのです。
その卒業生たち全員の年収を聞き取り調査したところ、10年前の当時に目標を持っているが紙には書いていなかった13%の人の平均年収は、目標を持っていなかった84%の人たちの約2倍だったのです。
この調査の驚くべき結果はそれだけではありませんでした。さらに驚くべきことには、目標を紙に書いていた3%の平均年収が、残り97%の人たちの10倍以上だったのです。
夢や目標を書く事を習慣化してきた自分としては、この研究結果は根拠ある事実と思います。