高成長の秘訣、高給にあり

あの会社の成長の裏には給与アップがあった!? 日本経済新聞は東証プライム上場企業を対象に、高い賃上げをしながら高成長を続ける「高循環型」企業のランキングを作成した。と日経記事にあります。

「競争力のある報酬で報いる」。ランキングで2位に入ったメルカリは、21年に人事評価制度を更新した際に、こう明文化した。22年度の平均年収は968万円と3年前から36%上げた。その間、売上高は2.8倍になった。

高い給与で優秀な人材を確保して、成長につなげる。その考え方をわかりやすく体現しているのが、市場価値を反映した給与提示だ。人事部門でディレクターを務める早川亜貴さんは「競合に負けない額を提示し、この会社で働く価値を見いだしてもらっている」と話す。

同社は全体の採用のうち中途が9割を占めている。優秀な中途採用者の数が業績を左右する。このため、採用候補者からの情報収集や調査会社を通じて職種ごとの給与水準を調べ、半年に1回給与を改定する。

入社した社員に対しても、頑張りを評価して給与を引き上げる仕組みづくりを徹底し、従業員のエンゲージメントを高めている。「個人が目標を達成するための行動が積み重なり、全体で大きな成果が出るようになっている」

当たり前の話しではありますが、優秀な人材には高待遇を用意できなければ転職入社をして頂けない訳ですので、企業の成長も無い訳であります。採用力は競争力とイコールの関係でありますので、電気工事の基本に徹し、技術競争力を高め収益力を最大化し、優秀な人材の獲得に今後もつなげていきたいと改めて思わせる記事の内容でございました。