金の国内小売価格、最高値更新

金(ゴールド)の国内小売価格がおよそ2カ月半ぶりに最高値を更新した。指標となる地金商最大手の田中貴金属工業が7日発表した小売価格は、前週末に比べ137円(1.0%)高い1グラム1万3978円。国際相場が歴史的高値圏で推移しているのに加え、外国為替市場で円安・ドル高方向に振れたことで円建て価格が押し上がった。買い取り価格も138円(1.0%)高の1万3842円と上昇した。と日経記事にあります。

米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げ転換し、金利が付かない金にマネーが集まる。中東情勢やロシアのウクライナ侵略に伴う地政学リスクへの懸念から、安全資産としての金への注目も高い。新興国などの中央銀行による金の購入拡大も相場を支え、中国・インドなどの現物需要も根強い。

金の国際相場も高値が続く。国際指標となるニューヨーク先物(中心限月)は9月26日に一時1トロイオンス2708.7ドルと最高値を更新し、足元も2650〜2700ドル程度で推移する。投機筋のマネー流入が顕著だ。

電気工事に直結する銅の価格も上昇し続けておりますし、産業全体の資材価格の高騰は投機筋なのでしょうかねー。いずれにしましてもジュエリーやアクセサリーなども迷ったら「金」を選択するのが資産価値の観点からも良さそうですねー、と思いました。