人生100年時代 筋肉増やす「貯筋」で備え
2050年代、のんびり暮らす老後のイメージは過去のものとなっているだろう。定年の延長・撤廃が加速するなか、生涯現役を貫くには体が資本。健康的に日常生活を送ることができる健康寿命を延ばすためにも筋肉量の維持が欠かせない。老いも若きもジムで汗を流す「筋トレJAPAN」の夜明けは近い。と日経記事にあります。
家電量販店大手のノジマは雇用の上限年齢を見直し、21年10月に80歳以上でも新規採用するなど雇用制限を撤廃した。シニア社員を「大事な戦力」と位置づけ、年齢を理由に報酬や評価を下げることはしない。明治安田生命保険は27年度から内勤職の定年を65歳から70歳に引き上げる。人事担当者は「長く働きたいと感じてもらえる環境づくりが大切」と力を込める。
久保田は24年10月、福利厚生の一環としてグローバル技術研究所(堺市)に、RIZAPグループのコンビニエンスジム「チョコザップ」を開設した。「年齢を重ねても健康に働ける環境をつくりたい」(松林晃平・研究勤労部チーム長)
「筋肉中心の生活を実現させる」。運送会社の名正運輸(愛知県飛島村)は「筋トレ人材」を対象にジム会費やサプリメント代を補助する制度を約3年前に導入した。運転手不足のなか、筋トレと仕事を両立したい人材を獲得する狙いだ。応募者はこれまで約100人に達した。
「キンニク先生」こと森谷敏夫京大名誉教授(スポーツ医療)によると、運動習慣がない人の筋力は加齢とともに年1%ずつ衰え、70歳になると30歳時点から40%ダウンするという。筋肉は老化防止に関係する生理活性物質を分泌するため、年齢を問わず筋トレを続けることが「健康長寿に直結し医療経済効果も見込める」と断言する。
若さを保つ為にも筋トレは必要と思います。納得の記事でした!