トランプ氏「米国第一で黄金時代」 第47代大統領に就任

米国の第47代大統領に共和党のドナルド・トランプ氏(78)が20日正午(日本時間21日午前2時)に就任した。30分間の就任演説では米国民の利益を最優先する「米国第一」を掲げ、「黄金の時代がいま始まる」と唱えた。と日経記事にあります。

演説で「私は非常にシンプルに米国第一とする。米国はこれまで以上に偉大で、強力で、はるかに卓越した国になる」と語った。「自信と楽観を持って大統領に復帰する。国家が成功する刺激的な新時代の幕開けにいるからだ。変化の波がこの国に押し寄せている」と述べた。

バイデン前政権を念頭に「過激で腐敗したエスタブリッシュメント(支配階級)が我々市民から権力と富を奪い、社会の柱は折れ、荒廃が横たわっている」と指摘。「きょうからすべてが変わる。変化は非常に速いだろう。この瞬間から米国の衰退は終わる」と語った。

2024年7月の自身の暗殺未遂事件に触れ「銃弾が私の耳をかすめたが、米国を再び偉大な国にするために神に救われた」と主張した。「米国の結束は戻りつつあり、自信と誇りがかつてないほど高まっている」との認識を示した。

「あらゆる危機に威厳と力と強さを備えて立ち向かい、あらゆる人種、宗教、肌の色、信条を持つ市民に希望、繁栄、安全、平和を取り戻すべく、目的意識とスピード感を持って行動する」と言及。「米国民にとって25年1月20日は解放の日だ」と話した。

明快に「米国第一主義」を主張できる強さはすごいなー、と思います。自国の利益につながる事を交渉で成し遂げていく姿勢は、国家運営だけでは無く、民間企業の経営にも当てはまるお手本にもなるのだと感じております。